外国人が日本で就職するのって難しいと思いますか?
外国人は英会話講師にしかなれないと思っていますか?
8年前のわたしはそう思っていました。
ひょんなことから外国人と出会い、結婚を意識するようになったときに「職」の面で不安がありました。
当時は英会話講師だった旦那。
ちょっと(いや、めちゃくちゃ)不満で、結婚するなら転職してほしいとお願いしたんです。
ありがたいことに、今は大手IT企業の事務職をしています。
その経験を過去のわたしと同じ悩みをもっている人にシェアしたくて記事にしました。
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外国人の就職先で多いのは、工場勤務や英会話講師
外国人というと、大抵が学校や英会話教室の先生だったり工場勤務という印象があります。
旦那の外国人の友達は、90%かそれ以上の確率で英会話講師なんです。
しかもやりたくてやっている訳じゃなくて、その仕事しかできないと思っている。
それってなんか悲しいなーと思いました。
特に、母国で大学を卒業していたり、日本語を勉強した人についてはもったいないなと思います。
外国人妻の悩みの1つ、職業の問題をスッキリさせましょう。
外国人が英会話講師以外の一般企業に就職するために大切なこと
外国人であることを意識しすぎてしまうのはよくないです。
「自分の強みを生かせる職種を探して、企業に熱い思いをぶつける」
それは外国人、日本人、関係なく誰にでも大切なこと。
外国人であることのメリットを生かす
企業が外国人に働いてもらうことのメリットは何でしょう?
それは「外国語が話せること」「スムーズな海外マーケティング調査ができること」です。
そんな外国人であることのメリットが生かされるような企業を探そう。
当たり前だけど、海外と全く関係のない企業への就職は期待できないです。
外国人であることの強みを生かさないといけません。
「英語コミュニケーション力」と「海外マーケティング調査力」が生きる企業
最近の企業は、海外との繋がりがあるところがほとんど。
意外と選択肢は多いんですよ。
日本語能力は必要
外国人であることの強みだけを武器にしていては就職は難しいです。
日本の企業で働くので、日本語能力は必要。
日本語検定2級の資格は欲しいところです。
ちなみに旦那は1級を持っています。
特に翻訳関係の仕事を希望する人は、必ず日本語検定を持っておきましょう。
企業分析はしっかりする
学歴はそこそこ、日本語能力もあるのになかなか一般企業に就職できない人がいます。
企業分析が不十分、熱意が足りない理由で落とされることが多いらしい。
これめちゃくちゃもったいない。
学歴、日本語力も申し分ないけど、熱意が感じられず落とすことがすごく多い。
これは本当にもったいないね。
外国人を雇うときって日本人に比べて慎重になります。
すぐに辞めてしまうんじゃないか、ちゃんと働いてくれるかな、心配は多いです。
そこを拭うためにも、企業分析をしっかりして、熱意が伝わるような自己PRができるように準備しておこう!
若さは武器!転職は早めにしよう
旦那の職業に不満な外国人妻は、旦那が若いうちに転職を勧めよう。
また、外国人と結婚前提で付き合っている人は、是非とも結婚前に転職させよう。
キャリアのない転職は20代でするのがベスト、遅くても30代前半。
外国人の就職は日本人向けの就職サイトを使おう
旦那の転職活動をわたしは隣で応援・サポートしてました。
そのとき気になったのが、就職・転職サイト。
旦那が使っているサイトはどれも「外国人の就職」をメインにしたもの。
中身を見てみれば、やっぱり英会話の先生関連ばかり。
わたしが就活のときに使ったことのないサイトばかりでした。
就活では王道の2社ですね。
日本人向けのサイトだったから、難しいと思ってたけど8社中6社も面接に呼んでくれた。
- 外国人枠で職探しする必要はない。
- 外国人でも、日本人と同じように面接に呼んでもらえる。
- 日本人と同じフィールドでも戦える
(むしろ英語ネイティブだから強い可能性もある)
外国人の就職は努力次第で難しくはない!
外国人に限らず日本人でも就職先をみつけるのは難しいことです。
誰でも同じですね。
だけど、自分で選択肢を減らすことは絶対しない方がいい。
働けるかどうかは企業が判断するから、「外国人だから」という理由で諦めるのはおかしいです。
特に都内へ通えない地域に住んでいる人は、そもそも職の募集が少ないから諦めがち。
キャリアアップを目指して、外国人である強みを生かした職業をみつけよう。