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国際結婚のリアル 外国人の妻になるとココが大変!

金髪の女性

 

  • 国際結婚って実際どうなの?
  • 国際結婚って大変なことが多い?

 

のん
のん
はい、国際結婚は大変なことが多いです。

 

「国際結婚ってなんだかおしゃれで憧れる」というイメージだけでは大間違い。

夫婦の国籍が違えば、大変なこともあるだろうと想像はつくと思いますが、

実際に国際結婚したわたしが「結婚生活、こんなことが大変!」と感じていることを紹介します。

国際結婚に興味がある、あるいは外国人の彼氏・彼女がいる人にぜひ読んでもらいたいです。

国際結婚で大変なのは、大きく分けるとこの4つ。

国際結婚で大変なこと
  1. 金銭的な問題
  2. 人間関係の問題
  3. 家庭内の問題
  4. 生活上の問題

それでは、ここから1つずつ詳しく説明していきます。

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国際結婚は「金銭的」に大変

国際結婚すると、日本人夫婦と比べて「金銭的」に大変なことがあります。

  1. 実家に帰省する費用が高い
  2. 外国人は学生ローンを組んでいる人が多い
  3. 外国人は年金未払い期間がある可能性が高い

 

結婚する前に確認できることは、確認しておくことをおすすめします。

それでは、1つずつ詳しく説明していきましょう。

 

実家に帰省する費用が高い

国際結婚となると夫婦どちらかの実家が海外なので、帰省費が莫大にかかります。

これは夫婦の考え方によりますが、毎年帰省するとなると家計に与えるインパクト大。

パパ
パパ
僕はこの前6年ぶりに実家に帰れたよ…

我が家の場合、夫の実家がイギリスなのでフライト時間も長く、子連れ帰省はハードルが高いです。

のん
のん
夫には海外出張のついでに実家による形で帰省してもらいました(ラッキー)
海外帰省の大変なポイント
  • 費用がかかる
  • フライト時間が長い
  • 職場で長期休暇をもらわないといけない

 

外国人は学生ローンを組んでいる人が多い

日本では割と大学の費用を親が支払ってくれている場合が多いけど、海外だと学生ローンを利用している人が多いです。

日本に語学留学をしていたりすると、そのローン額も大きいので結構なダメージ。

のん
のん
我が家の場合も、結婚してから知ったから「え!?(怒)」って感じだったけど。
こればっかりは仕方ないよね。

 

結婚する前に「学生ローンがあるかどうか」確認しておこう

 

年金未払い期間がある可能性が高い

外国人の場合、年金の未払い期間がある可能性が高いです。

来日してすぐに正社員として働くことが少ないので、だいたいの人は数年間は国民年金です。

傾向としては、来日して数年間は英会話講師の契約社員が多いですね。

給与天引きでなく自分で納めないといけないので、納めることなく過ごしている場合がとても多いんです。

のん
のん
実際にうちの夫の場合もそうでした。
さかのぼって未納分を納めましたよ。

未納期間があると、将来もらえる年金額が少なくなってしまいます。

日本の年金制度は、国籍を問わず日本に在住する20歳以上60歳未満の人全員が対象です。

留学生の場合、「学生納付特例」の制度を使えば支払いが免除になります。

参考:日本年金機構

 

国際結婚は「人間関係」が大変

国際結婚夫婦は、「人間関係」においても大変なことが多いです。

  1. 義理家族との付き合いが苦痛
  2. 現地で馴染めないと生活が辛い
  3. 外国人に対する偏見がある

細かくあげるとキリがありませんが、大きくいうとこの3つです。

個人的に、国際結婚において一番大変に感じている部分です。

それでは詳しくみていきましょう。

 

義理家族との付き合いが苦痛

国際結婚で海外に住むことになった妻たちの多くは、義理家族との付き合いを苦痛に感じでいます。

日本と違って親戚・家族の絆が強く、電話や集まりも多い。

親戚以外にも大勢の人を呼び込んでパーティーなんて日も多いとか。

もちろん家族によって違ってはきますが、日本の義理家族との微妙な距離感というものが海外には少ないのかもしれませんね。

のん
のん
わたしには耐えられない。日本に住んでいてよかったです。

 

現地で馴染めないと生活が辛い

これは妻側が母国を離れて海外に住むことになった場合に多く当てはまります。

現地語が話せないなどで、なかなか現地に馴染むことができないと毎日孤独で生活するのが苦しくなってしまいます。

ここでは夫婦間のサポートがとっても重要になります。

夫婦、家族で一致団結して乗り越えるかどうかで、今後の関係にも影響してしまいます。

 

外国人に対する偏見がある

日本で「国際結婚をしている」と言うと質問攻めにあいます。

  • どこで出会ったの?
  • 子供絶対可愛いよね!
  • 子供はバイリンガル?(これめちゃくちゃプレッシャー)

そのほかにも、外国人への偏見や固定概念はいっぱいあります。

  • 外国人だと英会話講師だろうと思われる
  • 外国人と付き合ってるのは、軽い女かモテない女
  • 日本にいる外国人はオタク
  • 外国人は真面目に働かない

言いたい気持ちは分かりますが、外国人といってもいろんな人がいます。

パパ
パパ
僕の場合はまったく当てはまらないんだよね。

 

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国際結婚は「家庭内関係」が大変

国際結婚は「家庭内関係」においても大変なことが多いです。

  1. 食の好みが合わない
  2. 昔の話やあるあるネタが通じない
  3. 子育てについて意見が合わない
  4. 離婚になった場合の子供への影響が大きい

特に気になるのは、離婚になった場合でしょうか。

のん
のん
良くも悪くも、離婚は簡単に踏み切れないですね。あっ…
パパ
パパ
良くも悪くもねw

それでは、1つずつ詳しく説明していきます。

 

食の好みが合わない

外国人はやっぱり和食より洋食を好む人が多いです。

和食はおいしいけど、数日続くと洋食が食べたくなるとか。

のん
のん
朝食は、わたしはご飯に味噌汁がいいけど、夫はトーストにソーセージやスクランブルエッグを食べたがります。
外国人が苦手な日本食
  • 生魚(生に限らず魚介類が苦手な人多い)
  • 納豆
  • ホルモン系
  • 漬物

 

日本食は割と食べられる夫でも、やっぱり洋食の方が好きなんですよね。

夫婦2人だけなら融通がきくけど、子供がいるとメニューに悩んでいる外国人妻は多いです。

 

昔の話やあるあるネタが通じない

当たり前ですが、海外で生まれ育ったパートナーとは昔話はできないです。

日本人同士なら「こんなの昔流行ってたよね〜」って会話たまにありますよね。

あと、日本の芸能人をあまり知らないので、テレビの話もあまりできないです。

 

パパ
パパ
日本の番組はほとんど見てないよ。
Netflixとかyoutubeばっかり。
のん
のん
日本のドラマなんて絶対に見てくれないよ〜

 

子育てについて意見が合わない

国際結婚夫婦だと、子育てでぶつかるポイントがいくつかあります。

  • どの言語をメインで育てるか
  • どんな学校教育を受けさせるか(一般校、アメリカンスクール)
  • バイリンガル教育をするか
  • 子供をどこで寝かせるか
  • 宗教や文化について

育ってきた環境や文化が違うので、考え方が違うのは当たり前です。

子供がどこに住むのかもポイントになってきますが、夫婦の話し合いが大切。

特に国際結婚の場合は、子供へのバイリンガル教育について悩むことが多く、夫婦間の子育てに関する衝突はこの部分が大きいです。

 

バイリンガル育児に関する記事

 

離婚になった場合、子供への影響が大きい

もしも離婚することになり母国に帰国するとなると、子供に会うことが難しくなってしまいます。

また国際結婚で生まれた子供はハーフやクォーターの子供なので、その見た目から苦しむことが多いんです。

もし子供を連れて再婚する場合、例えば再婚相手が日本人であったら周りの目が気になってしまうかもしれません。

日本人同士夫婦の離婚よりも、リスクが多いのでそれも頭に置いておくといいでしょう。

 

国際結婚は「生活面」で大変

国際結婚すると、「生活面」でも日本人夫婦より大変なことがあります。

  1. 現地語が堪能でないと就職が難しい
  2. 手続き関係を丸投げされる
  3. 義理家族からの支援がない

ここでは、語学力のレベルに左右されることが多いです。

やっぱり日本に住むならパートナーに日本語を勉強してもらいたいところ。

夫婦が互いの言語を使えることがベストですね。

 

現地語が堪能でないと就職が難しい

国際結婚で日本に住む場合、日本語能力がないと希望の職種つくことは難しいです。

日本で働く外国人は、英語ができる場合だとほぼ「英会話講師」の一択。

その他だと、工場勤務やコンビニ店員が多いでしょうか。

一般企業で働くサラリーマンになるためには、日本語能力必須です。

日本で生活を続けていくとなると、それなりの昇給のある職種についてもらわないと不安です。

ビジネス新聞
外国人の就職は難しい?英会話講師で妥協するな外国人が日本で就職するのって難しいと思いますか? 外国人は英会話講師にしかなれないと思っていますか? 8年前のわたしはそう思...

 

日本で生活する場合は、妻側が働いてある程度の収入を上乗せすることができます。

でも海外で生活する場合は、パートナーの収入に頼ることになります。

結婚前にパートナーの経済力をしっかりチェックしておかないと生活が大変です。

 

手続き関係を丸投げされる

結婚相手が外国人の場合、役所などでの手続き関係をすべて任されてしまうことが多いです。

仕方のないことではあるけれど、家族全員分を1人で管理してパートナーはノータッチという状態に多少なりとも不満がでてくるものです。

国際結婚をすると、パートナーをサポートしないといけない機会は、日本人夫婦より多いです。

パートナーが日本語が苦手な場合は必須です。

我が家は問題なく日本語ができますが、ほぼ私に丸投げ状態です。

 

義理家族からの支援がない

夫婦が日本に住んでいる場合ですが、海外にいる義理実家からの支援は期待しないほうがいいです。

もちろん会える機会が少ないので、子供を預かってもらうなどの手助けがない。

加えて、日本の習わしお年玉、こどもの日も関係なし。

海外はカードを送る文化があるので、子供の誕生日やクリスマスにはカードが送られてきます。

プレゼントがあるときもあれば、本当にカードだけ送られてくる場合も多いです。

もちろん連絡を頻繁に取り合う家族もあります。
ただ日本の親戚との支援の差は大きいです。

 

のん
のん
めんどくさい嫁姑問題まったくなしだから、わたしはこれで良かったと思ってます。
我が家の場合は、夫が婿にきたって感じで思うのがピッタリ。

 

国際結婚は大変だけどスペシャルな経験もできる!

国際結婚というと、なんだかおしゃれでキラキラしたイメージをもたれることがあります。

でも国際結婚のリアルは、結構大変がこともあるんだよということを知ってほしい。

これは国際結婚に限らず、どんな夫婦・家庭でも問題は違うし大変なことも変わってきますね。

もちろん国際結婚してよかったな〜と思うこともいっぱいありますよ!

この記事では、国際結婚に興味のある人、国際結婚する予定の人に向けてリアルを伝えたくて書きました。

参考にしてもらえたらうれしいです。