子どものお稽古に、英語をさせているご家庭は年々増えています。
教育熱心なパパママだと、『うちの子をバイリンガルに!』と
小さな頃から英語教育を取り組み始めています。
我が家には、バイリンガル育児の成功例が1名!
そう、ハーフ夫です。
あ、ハーフはずるいって思いました?
でもこの記事を見ていただければ、関係ないことが分かると思いますよ。
彼がどんな教育を受け、どんな人生を歩んでバイリンガルになったのか。
夫本人にインタビューしてみましたので、チェックしてみてください!
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【バイリンガルを目指す英語教育】わたしの夫の生い立ち
イギリス人の父、日本人の母との間に生まれた次男坊。
イギリス、ロンドンで生まれ育つ。
大学で日本語副専攻し、1年間日本へ留学。
大学卒業後に来日し、現在に至る。
前職は英会話講師、現在は某IT企業勤務。
【バイリンガルを目指す英語教育】夫はどんな教育を受けてきたのか
夫がバイリンガルになるまでに、どんな日本語教育を受けてきたのか詳しくインタビューしました。
すると驚きの回答が得られました!
何歳から日本語の勉強をはじめたのか?
なんと日本語の勉強をはじめたのは、6歳から!
6歳~14歳まで、毎週土曜日に3時間、日本語学校に通う。
- 週1で3時間
- 日本人講師(英語/日本語話す)
- 年齢別でクラス分けされ、テストなどの成績次第で留年有り
- 読み・書き・会話などの学習
14歳で卒業レベルまで達して日本語学校は卒業。
おうちでの日本語教育はどうだったのか?
おうちでの日本語教育はゼロに等しかったようです。
- 日本人の母親とも英語で会話
- 家に日本語教材があった記憶がない
夫の母親はキャリアウーマンでほとんど家にいなかったこともあり、
おうちで日本語教育は受けていませんでした。
本格的に勉強をはじめたのはいつ?
大学で、副専攻として日本語を勉強。
18歳のとき、日本へ1年間留学。 ここで本格的に勉強をはじめ、モチベーションアップ
日本人の友達をたくさん作り、日本語漬けの日々。
ここで日常会話は問題なくできるようになる。
帰国後、日本語能力テスト2級取得(英検のようなもの)。
大学卒業後、来日就職して3年目に1級取得。
【バイリンガルを目指す英語教育】バイリンガル旦那の日本語レベル
自分の夫なので褒めたくはないですが…
かなりネイティブに近い日本語を話します。
発音やイントネーションも、ネイティブレベルです。
正直、電話で話しても相手が外国人だと気づかないと思います。
ひらがな・カタカナ・常用漢字は一通り書けます。
日常生活では一切困りません。
ただ、レポートのような長い文章を書くことは得意ではないと思います。
日本人でも不得意な人もいますが、文章の組み立て方に苦労する感じです。
【バイリンガルを目指す英語教育】バイリンガルになれた理由
成功例:日英バイリンガル夫の場合
幼少期に日本語学校に通っていたので、
- 日本語学校の8年間を無駄にしたくない気持ち
- 大学で『他の人より日本語ができた』ことの自信
で日本語の勉強を続けたいと思った。
やったらやり抜く性格から、日本語を勉強し続けられたと言っています。
失敗例:夫の兄の場合
夫の兄も、夫と同じく6歳から日本語学校に通っていました。
しかし、嫌になってしまったようで途中で辞めてしまい、現在日本語は話せません。
彼の場合は、もともと勉強が苦手なタイプで、芸術系大学へ進んでいます。
当たり前ですが、その子によって向き不向きがあるということです。
【バイリンガルを目指す英語教育】バイリンガル育児のアドバイス
幼少期からの日英バイリンガル育児について
『小さな頃から教育をすれば、バイリンガルになれる』というのは大間違い。
英語の音や言葉に抵抗がなくなり、英語が身近な存在になること
ストイックにやることは逆効果なのでやめるべき
子どもが嫌がってしまったら、おしまいです。
子どもの気持ちを大切にして進めましょう。
なにより楽しいことが一番大切!
日常に英語を取り入れることからはじめよう!
>>記事を読む:【バイリンガルが選ぶ】子どもに見せたい英語教育動画はこれ
英語ができない親が日英バイリンガル育児しても大丈夫?
バイリンガル育児は英語ができるパパママしかできないと思っていませんか?
全くそんなことはありません。
親子で楽しんで英語であそぶだけで大丈夫です。
CDやDVDのかけ流し、一緒に英語でちょっとしたゲームをするだけで十分です。
『英語って楽しい!』と思ってもらうことが、幼少期の英語教育で大切です。
間違った発音、言葉で覚えてしまっても、いつでも修正は効きます。
子どもは頭がいいです。
恐れず、おうち英語を楽しみましょう!
【バイリンガルを目指す英語教育】夫からのアドバイス
最終的には、子どものやる気次第。
親としての導き方が大切。
幼少期の英語教育は、勉強ではなく、あそびの一貫として取り入れるくらいの気持ちで進めよう!